ニキビと勘違いされがちの症状

ニキビとよく似た皮膚疾患

ニキビと勘違いされがちの症状

ニキビは化膿すると膿を持つようになります。 まるでオデキと同じだ、なんて考える方もいることでしょう。 でも原因が違いますし、症状も違ってきます。 ケアや治療の仕方も異なりますので見分けが必要となります。

額のニキビがなかなか治らない、肩に小さなニキビがたくさん出来ている、顎に小さなニキビがたくさん出来ているというのなら、マラセチア毛包炎を疑ってください。 特徴は小さな光沢のある赤いぶつぶつで、強い痛みもあります。 皮膚がべとつくということでニキビと勘違いされますが、ニオイもありますのでそれで見極めるとよいでしょう。

原因はマラセチアという真菌の増殖によるものです。 できやすい部位としては首、肩、胸、背中、耳、脇の下、足の付根などです。 額にできる方もいます。 もちろん、ニキビケアでは良くなりませんので、皮膚科を受診するようにします。

顔にできるニキビ用の症状の中に脂漏性湿疹があります。 ニキビに似てはいますが、ポツポツと膿を持つ感じではなく、痒みや、皮膚がポロポロとむけるなどが特徴です。 頬(鼻の横)、額、口角の下などにできることが多いようです。 男性の場合顎から首にかけてできる方もいます。

毛穴に炎症をおこすものには毛包炎などがあります。 毛穴の奥に雑菌が入り込み炎症を起こし膿を持ちます。 腫れや痛み、熱を帯びるといった特徴があります。 毛包炎が大きくなると「せつ」と呼ばれるものになり、それがたくさんつながったものを「よう」と呼びます。 見た目にもニキビとは違いますのでわかりやすいでしょう。

思春期ニキビの場合、顔のあちらこちらにできるのが特徴です。 ある部分だけにたくさんできるというものではありませんので、それで見極めるといいかと思います。 他の人とちょっと違うと思うなら、迷うこと無く皮膚科を受診するとよいでしょう。

薬剤投与によってできるものもありますので、その際は受診された病院で相談をしてください。 普通のニキビだと思って安易にケアしないほうが得策です。